新築当時は汚れひとつなかった外壁も、時間が経てば汚れて傷みはじめます。
外壁は住まいの顔です、見た目を美しくしておきたいと思いますが、紫外線、大気、雨、風などの影響を常に受けている外壁塗料や屋根塗料は、残念ながら永久にはもちません。
塗装が傷んで劣化してしまうと、建物の構造にまで傷みが及び、大切な家の財産価値まで下げてしまう事になります。
とはいえ、まだ塗装が大丈夫な時期に施工するのもコストのムダになります。
「どのタイミングで塗装工事をすればいいの?」という方に、目安となる塗替え時期をご提案いたします。
※表はあくまで目安です。
建物にとって最適な塗替え時期は、立地条件などによって変わってきます。例として塩害を受けやすい海岸沿いと全く受けない地域では耐久年数がまったく違います。
確実な判断がしたいときは、気兼ねなくご連絡ください。必ずお役にたてると思います。
・艶が無くなってきた(艶有の仕上げの場合です)
・色あせている
・壁を触ると手に粉が付く
・壁が汚れてきて、カビや苔が見られる(主に湿気の多い北面)
・ひび割れが見られる(モルタル・コンクリートなど)
・錆が見られる
・サイディングボードに反りや浮きがある
・コーキング材が劣化している
・サイディングボード表面の剥がれ
・カビ・苔がはえている
・色あせしている
・塗膜の剝がれが見られる
・錆が見られる(棟金物など)
※専門技術がない人が屋根にのぼる事は非常に危険なので絶対にのぼらないようにしてください。
※屋根の材質によっては塗装が不可能な物も有ります。
鉄部では錆びや剥がれが起こります。
放っておくと、除去とリフォームに大きなコストがかかります。
・色あせしている
・塗膜の剝がれが見られる
・カビ・苔がはえている
・腐食が見られる
・表面の汚れや剝がれ
※木造住宅のベランダなどのFRP防水やウレタン防水の防水層は紫外線に弱いため、防水層を保護するトップコートが塗装されています。
防水層の保護の為にも5年ごとの塗替えが好ましいです。
防水層のメンテナンスは10年から12年が目安です。